2022年3月15日

建築家展2022|飯島洋省

飯島 洋省/株式会社andHAND建築設計事務所

建築は、与えられたり、選ばれたりするものではなく、一歩先の生活・環境・社会を創造していくものであり常に、お客様といっしょに未来を築いて行きたいと考えています。

andHAND®は、より良い建築のため、常にお客様と共に「考え」「行動」します。
andHAND®は、常に「新しい可能性」を提案していきます。
andHAND®は、「ずっとたしかなもの」を提供していきます。


笑顔がこだまする幼稚園 あづま幼稚園

笑顔がこだまする幼稚園 あづま幼稚園

・竣工年月日:2019年10月24日
・建築面積:1,716.46 ㎡
・延床面積:1,575.24 ㎡
・構造:木造一部鉄骨造
・規模:地上1階

築約40年の幼稚園建て替えプロジェクト。「五感が働く園舎(見たい・聴きたい・触りたい・味わいたい・嗅ぎたい)」にしたいという先生方の思いをかたちにしました。
子ども目線で寄り添い、第二の家でもあり、温かみのある懐かしさをテーマに、
園舎から広がる園庭や木々や空などの外部環境も、建築の一部としてとらえた自然と一体感のある光溢れる幼稚園です。また、建築をつくる先にある「つかう楽しみを子どもたちに感じてほしい」という考えから、
心に刻まれ、未来に残していく建物を一緒に築いていくため、「余白」を大切にした空間デザインとし、子どもたちがその「余白」を埋めていくことで、彩りをまとい完成形となるような計画としています。

多目的な通路の交点に位置するスペースには、天井の高い「絵本コーナー」を配置。
「園庭」→「そとの廊下」→「多目的な通路」→「保育室」が有機的につながる。
約13mの登り梁がかかる木造の遊戯室。
学びの空間の中で、時間や四季の移ろいを感じることができる。
屋根のある「そとの廊下」は、子どもたちがワクワクする仕掛けのひとつ。
園庭、木、空などの外部環境も、建築の一部としてとらえた。
送迎バスの通行部分と園児の待機場所の分離を視覚的にも明確化。

飯島 洋省
IIJIMA Hiromi
一級建築士 / インテリアプランナー

■plofile
1996 日本大学理工学部建築学科 卒業
1996 三上建築事務所に入所
2008 同事務所取締役建築設計室長に就任
2012 株式会社飯島洋省andHAND建築設計事務所設立
2018 株式会社andHAND建築設計事務所へ社名変更

■works
2006 美容室G
2008 bar999
2009 長屋門の家(TEPCO快適住宅コンテスト入賞)
2012 ヒカリのいえ
2012 オカノいえ
2013 TAS PARK
2014 イエノワのいえ
2015 EIGHT STUDIO
2016 木洩れ日トイレ(茨城建築文化賞優秀賞)
2016 ヨンブンコの家
2017 JICA みんなが集まるギャラリー
2017 Natural Foods
2017 葬祭場
2018 さくらがわ地域医療センター(茨城建築文化賞入選)
2018 変わりゆく景色がある歯科医院 山王歯科(茨城建築文化賞土木部長賞、グッドデザイン賞、木質建築空間デザインコンテスト一般建築部門賞)
2019 H社新社屋
2019 笑顔がこだまする幼稚園 あづま幼稚園(茨城建築文化賞土木部長賞)
2020 サクラノイエ
2021 茨城県建築センター